中国12月の貿易統計で落ち着いた?

投稿者: | 2016年1月14日

昨日で中国株式市場の大幅な下落は、ひとまず収まりました。主な理由は、中国人民銀行が人民元を対ドルで高く設定し、急速な通貨安を認めない姿勢を見せたためと言われています。
 
そんな中、中国の12月貿易統計(ドルベース)が発表されました。前年比では減速していますが、11月より減少率が小さくなっており、市場予想よりは堅調な結果となりました。

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中国貿易統計の推移(毎日新聞より)


   前年比      予想
輸出 1.4%減     -8.0%
輸入 7.6%減     -11.5%
収支 600.9億ドル  530億ドル
 
11月は輸出が-6.8%、輸入が-8.7%、541億ドルだったので、輸出入共に下落にブレーキがかかっているようです。2015年通年の輸出は前年比1.8%減、輸入は13.2%減で、貿易収支は3兆6900億元の黒字でした。
 
中国側の発表では外需が弱かったため、貿易が伸びなかったと言っていますが、ドル高による輸出競争力の低下とコモディティ価格の下落による輸入減が、主な理由と考えられます。
 
昨年から輸出競争力の回復のため人民元の切り下げを行っていますが、一度減速した輸出企業を回復させる前にキャピタルフライトのダメージが顕在化しそうです。
 
やはり、時間がかかっても内需振興をしていかないと、これ以上の経済成長は難しそうです。今年は、負債の大きな企業のデフォルトが立て続けに起こる可能性が高く、通貨安政策と財政出動でどこまで支えられるか注目です。

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