2015年の観光業界は素晴らしい結果となりました

投稿者: | 2016年1月20日

新年からマーケットが暴落を続ける中、訪日外国人統計が発表されました。まだ、観光客数の伸びは堅調なようです。
 
総数   1,773,100人
伸び率   43.4%
 

伸び率も昨年12月の43%と、ほぼ同じになりました。2015年通年では19,737,000人と、オリンピックの2020年に定めた目標2000万人に、わずかに届かない結果となりました。それでも大幅な前倒しで、政府は改めて2020年までに3000万人の目標を立てるようです。月ごとのトレンドも大きな変化はなく、少なくとも訪日外国人の伸びはまだ堅調なようです。
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訪日外国人数の推移

 
注目される点は12月単月で韓国が中国を上回ったことです。元々、12月は韓国からの訪日数が多いのですが、国別で1位になるのは2015年では1月以来のことです。
 
Chinese tourist rate

訪日外国人数に対する中国人の比率

また、全体に占める中国人の比率が20%を切っており、12月の伸び率の悪さを物語っています。期待されていた爆買いもだいぶ影を潜めてきており、さすがに来年は期待できなさそうです。
 
今年は世界中でミンスキーモーメントが起こり、世界銀行やIMFが相次いで世界の経済成長率の予想を引き下げています。2016年の訪日観光客数の伸び率は急激に落ち込むのではないでしょうか。
 
 
来年問題になりそうなのが、民泊の広がりによる不法滞在者の増加です。ビザの緩和で、比較的所得の低い人や景気の減速で職を失いつつある人が入国後、帰らないなどの問題が起こりそうです。
 
日本の外国人との付き合い方が変わっていく中、不法滞在や難民のような問題も他人事ではなくなっていくかもしれません。
 
ちなみにインバウンド銘柄としてにぎわっていたラオックス(8202)などの株価はピーク時の半分まで落ち込んでいます。マーケットはすでに成長率の鈍化を織り込み済みのようです。

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