FOMCと甘利大臣の辞任

投稿者: | 2016年1月28日

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ダウ平均株価のチャート

昨日のFOMCはマーケットの予想よりタカ派となり、米国株は下落しました。
 
「昨年末の景況感を下方修正し、海外のリスクと物価を注視するものの、国内の雇用は強い」
となり、マーケットが期待した、緩和への逆戻りはなさそうな内容でした。
 
今月の雇用統計にもありましたが、鉱業系以外の雇用は強かったので、原油安によるデメリットより、原油加工製品の製造コスト減少と 同業界の雇用回復のほうが強いという判断かもしれません。
 
資源安デフレはあるものの、米国内の経済は堅調であることをアピールしたので、パニック売りというレベルまで行きませんでした。
 
 
この結果を受けて、今日の日経平均は下げて始まりましたが、プラス圏に戻る場面もありました。
 
マーケットはECBに続きFRBがリップサービスをしてくれて、リバウンドに弾みがつくことを期待していましたが、そうはなりませんでした。
 
このため、日銀金融政策決定会合に対する期待値がニュートラルになり、何もなくても大きな影響は出ないのではないかという雰囲気になっています。
 
しかし、大きな問題が発生しました。
 
 
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あっさり辞任表明した甘利大臣

アベノミクスの重要閣僚が辞任したことで、官製相場の勢いがそがれる可能性があります。
 
さらに、この問題に対する内閣のちぐはぐぶりが露呈しています。
 
昨日は、安倍首相も甘利大臣にはTPPの署名式にも出てもらうというアナウンスをしていました。しかし、今日あっさり辞任したことで、今後の政治日程に不透明感を出してしまった形になっています。
 
これから国会が始まり、さらに選挙がある年に、重要閣僚が辞任すれば、政治の停滞を招きかねません。来年の消費税アップについても、今年中に結論を出しておきたかったはずですが、これで難しくなりました。
 
官製相場で政治が不安定になることで、外国人の投資資金が引き上げる可能性が高くなりそうです。辞任劇の後始末をどうつけるかで、アベノミクスの帰趨が決まることになるかもしれません。
 
 
明日の日銀金融政策決定会合後のマーケットはもう一波乱ありそうです。

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