銀行株のディーリング

投稿者: | 2016年2月14日

1月末の日銀によるマイナス金利導入で、銀行業界は世界が変わってしまいました。金利のさやで商売する業界が、マイナスの金利を導入されてしまっては、事業自体の収益性がマイナスになっているのと同じです。
 
こうなると、マイナス金利で収益基盤が蝕まれているので、ほかの収益源を探す必要があります。しかし今のところ、ポートフォリオリバランスくらいしか手がありません。

 
先にマイナス金利を導入した欧州では、住宅ローンを組むと金利をもらえたり、銀行にお金を預けると手数料を取られるなど、今まででは考えられないことが起きています。日本もATMの手数料が高くなる危険性があるので、早めに手を打っておいたほうがいいかもしれません。
 
一方で、普通預金の金利をマイナスにすることは考えにくいと思います。
 
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日本の金融資産内訳

日本の国債は日本の資産査定により担保されています。その50%以上が銀行預金です。これが減ってしまうと、日本円はよりどころを無くし暴落・ハイパーインフレの可能性も出てきます。
 
日銀が全部買い取っているから大丈夫という方もいますが、海外が黙ってはいないでしょう。
それこそ、日系企業の取引にはプレミアム(手数料や高金利)をかけてくることが考えられます。
 
そうなれば、世界の孤児になった日本はあっという間に世界の貿易圏から外され衰退の一途をたどると考えられます。
 
 
 
さらに、短期的な問題は銀行株の大幅な下落です。
 
特に、郵政3社は後2回のIPO₍?₎が残っているので、政府が何かしらの株価対策を打たなければ、復興資金や今後の国債発行額を減少させる資金源がなくなってしまいます。
 
地方銀行は、資金が小さいゆえのやりやすさもあるので、金融取引にたけた行員を雇えば打開できる可能性も残っています。
 
また、政府もみすみす見殺しにはできないでしょうから、規制緩和や新しい取り組みに対しては要注意と言えます。
 
とはいえ、実体経済に元気がなければ、ドイツ銀行をはじめとする欧州の銀行のように、実にさえない業界になってしまうでしょう。
 
とりあえず、3月末の決算が発表される4,5月までは銀行株をショートし、利ザヤを稼ぎたいと思います。

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