日本のGDPと中国の貿易統計

投稿者: | 2016年2月16日

今日、マーケットが大幅な上昇をする中、実体経済の状況を示す指標が2つ発表されました。
 
結果は日本の2015年10~12月期GDPが0.4%減中国の1月の貿易統計は輸出11.2%減・輸入18.8%減と予想を上回る下落ぶりでした。
 
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内閣府資料より

日本のGDPが振るいません。2四半期ぶりのアイナス成長は、個人消費と住宅投資の減少が主な理由です。特に住宅は、バブル気味に価格が上がっていたところにマンションの傾き問題があったので、今後も響きそうです。

 
これに加え、年明けからの株価乱高下でだいぶ資産が傷んでいるので1-3月のGDPも期待できなさそうです。
 
 
中国の1月の貿易統計はプラス予想だったにもかかわらず、大幅なマイナスでした。特に輸出の減少が大きく、輸出一位の米国向けが前年同月比9.9%の減少、EUは12%の減少でした。
 
昨年8月以降、人民元を米ドルに対して6%近く切り下げた中での大幅減少は、経済の予想以上の減速を想起させます。
 
さらに、中国政府は今年の貿易目標を設定しないと表明しています。制御の対象外にすることで、人民元の切り下げが貿易振興のためという批判をかわすためだと思われますが、実際に制御不能になっている可能性もあります。
 
また、香港の1月の貿易統計は対中国本土で輸出が2.6%減、輸入は108.1%となっています。本土の輸出減少は香港への輸出、または偽装送り状によって水増しされているようです。
 
香港の分を補正すると貿易黒字も疑わしいということになります。
 
どちらも実体経済の減速をを示唆する内容になっており、今後も株価の重しになりそうです。

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