ECBは予想通り金利据え置き

投稿者: | 2016年6月4日

6月2日にECBの金利政策発表がありました。結果は予想通り、変更なしです。

3月にまとめたECBの政策内容概略を再掲載します。

 

・政策金利 
 予想0.05%に対し0.00%
・上限政策金利限界貸出金利
 予想0.30%に対し0.25%
・下限政策金利中銀預金金利
 予想-0.40%に対し-0.40%
・資産買入れプログラム
 800億ユーロへ拡大 実施は4月
・投資適格社債(金融債を除く)を資産買入れプログラムの対象に含める
 日本でいうETFやREITの購入と似た方法 ⇒ 6月8日開始
・TLTRO 2を6月から開始 ⇒ 6月22日実施
 融資を増やした銀行は、4年間の償還期限付きで新たな資金調達ができる

 

今回は下の二つにある、社債買い入れを8日に開始し、初回のTLTROを22日に実施すると発表しました。

効果のほどはいかがでしょうか?

日銀が似たような政策でETFとREITを買い続けていますが、効果はREITにかろうじて現れている感じがする程度です。

それも、あくまで利回りが良い商品だから高値を維持できているという印象です。

主要国の中央銀行が金利をイールドカーブごとつぶしているので、機関投資家は利回りを求めて、信用が低くてもインカムゲインのある金融商品に資金を集めています。

中央銀行が保有する商品なら運用者も言い訳ができるので、積極的に買いやすいというのが事情のようです。

どうにも、消極的な消去法で残った結果というのが残念な気がしますが、仕方ないのでしょうね。

消費者物価指数などのインフレ指数も日本より悪いくらいの数字が続いているので、中央銀行が直接金融商品を買って支える状況が続きそうです。

かすかな希望の光として、原油が30ドルをボトムに下げ止まった可能性があります。

今年の後半に多少なりともインフレ基調に向かってくれれば、持ち直しの兆しも見えてくるのではないでしょうか。

 

ギリシャ問題が落ち着いたところに英国のEU離脱問題が持ち上がり、EU存続の危機が続いているので、経済面で何とか盛り返したいところですね。

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