ソロス氏の復帰でザワつくマーケット

投稿者: | 2016年6月12日

私がこのサイトを立ち上げたときに投資方針の手本とした、グローバルマクロ投資の大御所、ジョージ・ソロス氏が復帰しました。

引退していたにもかかわらず85歳の高齢で復帰したのはなぜでしょう?

同氏の伝説的な経歴を読み解くと、最も得意とする相場は市場のルールが変わる瞬間です。しかも、崩壊するときです。

これは世界中のマーケットの中に、非常に大きなひずみが生まれていることを意味します。

それが何か、これから同氏の動向に注目が集まりそうです。

 

直近の動向としては下記のような弱気相場を見てポジションを張っているようです。

  1. 1-3月期に米国株の保有額を縮小し(37%減)、金関連に投資している
    株式では、PDRゴールドシェアETF(GLD)、バリック・ゴールド(ABX)、シルバー・ウィートン(SLW)の3銘柄。
  2. 中国経済への警戒感を公言している
    中国の政府、企業そして不動産の借り入れの多さを問題視しており、大きな調整が入ると公言しています。これを受けて中国政府は反論し、同氏の書籍販売を制限しました。

昨年夏の中国の人民元切り下げをきっかけとした世界同時株安では、プットで大きな利益を上げていたようです。

 

最近では、英国の国民投票を前に各国の国債が過去最高を記録(最低利回りの更新)しました。

その一方で、米国の株価は高値を維持しています。

世界最大の市場規模を誇る米国株が高値にある中で、債券が過去最高値を更新するのは確かにおかしな話です。

0612-bond-chart

日本、米国、ドイツの10年国債 日足チャート

これだけトレンドが煮詰まってくると、大きくはじけそうな気もします。

株と債券のどちらが正しい価格を示しているのかわかりませんが、金融商品と実体経済のギャップがかつてないほど広がっているのは間違いないでしょう。

金融関係者は、どちらに対しても間違っているとは言えないでしょうから、正直な話が見えてきません。

我々個人投資家は、いくつかのシミュレーションをして、動き出した方向にどれだけのリスクを取ってついていくかを見極める必要がありそうです。

 

すでに日本の新興市場が調整していることからわかるように、金融相場のテーマ株は大きく調整する可能性が高そうです。

バイオ、フィンテック、ドローン関連の割高株には手を出さないのが無難と言えそうです。

医療、電力、資源(原油関連)などのディフェンシブ株は、株価が調整しても業績に影響が出ないので、どんどん割安になるはずです。

これらの銘柄に対しては、絶好の買い場を提供してくれることでしょう。

問題は、それがいつくるか?ということです。

気持ちを切らさずに、来るべき時に備えておきたいところです。

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