正念場の日本の株式市場

投稿者: | 2018年6月24日

先週は、先々週の米朝首脳会談、FOMC、ECBを無難にクリアして、株価が堅調に推移することが期待されていました。

しかし、トランプのツイート砲で米中貿易戦争の懸念が再発し、日経平均は22,000-23,000円のレンジ相場の様相を呈しています。

チャートのテクニカル的に底堅いものの、出来高を見ると23,000円を越えて買ってくる投資家もいなさそうです。

さらに、先々週より先週の方が日経平均の一日の値幅が大きくなっています。

基本的に、天井付近で値動きが荒くなると、下落の予兆とされています。

しかし、下値も堅そうなので、全く読めません。

来週以降もイベントが多いので、整理して強気予想と弱気予想をまとめてみました。

結論は、今話題になっているテーマに加えて、中国の決算に対する株式市場の反応次第で方向性が分かれそう、となりました。

強気予想
1.米中貿易戦争、トルコ選挙、メキシコ選挙で、世界的な貿易縮小不安が発生する。日経平均は23,000円から遠のく。
2.7月から配当再投資、1,2月の高値の信用期限で下支えが入り、22,000円以上を維持。
3.貿易不安、イタリア政局不安などあり、上値は重いが、底堅く推移する。
4.1Q、2Q決算で貿易不安から業績の伸びに期待がなくなり、8月の夏枯れがあるものの、結局9月までに今年の安値の20,300円を割らない。
4.米国中間選挙の趨勢が見える10月頃に持ち直して、年末25,000円トライへ。

弱気予想
1.米中貿易戦争、トルコ選挙、メキシコ選挙で、世界的な貿易縮小不安が発生する。為替が109円近辺、日経平均は22,000円割れトライ。
2.さらに6月下旬(来週)の中国の企業決算をきっかけとしたアジア発端の世界同時株安で、7月中旬までに為替が105ー108円、日経平均は20,000円へ向かう。
3.7月から配当再投資、1,2月の高値の信用期限で下支えが入るが、日経平均は22,000円を割り込んだまま、75日線、200日線が抵抗になる。
4.世界同時株安で米中が慌てて融和姿勢を打ち出すが、トランプ政権の支持率低調で株価は戻らず。
5.米国選挙でトランプ政権が継続となるも、日経平均のリバウンドは22,000円を回復できず。

目先はNT倍率が史上最高の12.9まで上がったことも、警戒を誘っています。

ここまでNT倍率が高くなったのは、先物のつり上げが原因と思われます。

この後に買いが続かなければ、急激な調整をする可能性があります。

これに加え、今年中に米国の利上げがあと2回見込まれており、米国の機関投資家は米国10年債金利が3.6%を越えたら、株式市場の資金を減らすと言っているそうです。

中々難しい相場が続きますが、こうなってくると内需系か小型株で短期取引に終始するのが良さそうですね。

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