9月の政治・経済日程

投稿者: | 2015年9月1日

9月は習金平の訪米を含め注目材料が多くあります。
各日程とマーケットの反応についてまとめておきたいと思います。

まず、今週は以下の3つが注目です。

1日 中国PMI  結果 49.7, 予想 49.8

予想通り悪い結果でした。大幅に悪化と言うわけではありませんが、本日の株式市場で日経平均は700円以上下げました。先物の売り仕掛けだとは思いますが、ショートポジションを少し利益確定しました。
1459 楽天Wベア 日経平均の下げに対して2倍の割合で上がっていきます。

3日 ECB理事会

あまり新鮮味のない内容でした。まだ調子が悪いので追加緩和をする。インフレと成長率を下方修正する。まあ、今の雰囲気にあった内容だと思います。すでにドイツに影響が出ており、難民問題の深刻化もあるので、仕方ないでしょう。ユーロは急落し、円も買い戻されました。4日の日経平均は18,000円割れで、二番底に挑戦です。

4日 雇用統計

Total nonfarm payroll employment increased by 173,000 in August, and the
unemployment rate edged down to 5.1 percent, the U.S. Bureau of Labor Statistics
reported today.
ということで、強弱入り混じる展開でした。気になる点は雇用拡大の境目になると言われている20万人を割り込んだことです。労働参加率は62.6%であまり変化がありませんでした。すっきりしない感じですが、決して弱くはないので9月乗り上げもないとは言えない数字です。

G20で各国が米国に早まらないように説得する感じになるんでしょうか?中国が素直になればよいのですが、期待は出来ませんね。逆に、米国債の大量放出で金利を上げて米国の利上げを躊躇させるように仕向けるかもしれません。こうなると、世界の二大大国が削り合いをする形になるので、ボラティリティが一気に上がりそうです。日経平均15,000円もあるかもしれません。

 

これらに加え、下記3つがマーケットの流れを決める重要な要素になりそうです。

 

1.安保法案可決 9月中旬

これで、安部政権の不人気政策が終了します。
8月の70周年談話を何とかクリアし、支持率が不支持を逆転している状態です。このタイミングで法案を通し、年後半の選挙に備え、人気の取れる経済政策を発表することが予想されます。

9月19日未明に法案が可決されました。

日本は集団的自衛権の行使ができるようになりました

これでひと段落ついたので、不人気政策でたまった鬱積を晴らすべく、経済政策の策定に入って欲しいものです。

 

2.FOMCとイエレン議長の記者会見 9月17日

今のところ、利上げはほぼないという予想が大半ですが、実際はどうなるでしょうか?確実にいえることは、ここで利上げをするとフラジャイル・ファイブを筆頭とした新興国のいくつかが大きなダメージを受けると言うことです。最低でも、年内利上げについて何かしらのメッセージが発せられることが予想されます。

9月19日に記事を追加しました。 米国FOMCで新たな不安定要因が生まれた

3.習金平の米国訪問 9月下旬

安全保障と経済政策について、何かしらの声明が出されると思います。マーケットは中国元の切り下げと、利上げに対する協調が形成されたと言う何かしらのメッセージが発表されることを期待すると思われます。しかし、8月末の中国元切り下げで米国債を大量に売ったことが判明しており、今後の情勢は微妙な感じです。

 

 4.どうやってしのぎましょうか?

中国の米国債売りで金利が読みにくくなっています。これまでのように米国の金利と株式がトレードオフで動くとは限らなくなりました。ハッキリいえることは、以前よりもリスクオフに傾きやすい環境になったと言うことでしょう。金利と為替の動きに注目しながら、米国株を拾っていくのが無難な戦略になりそうです。

おそらく、2ヶ月くらい(10月中旬~末)掛けて二番底を探った後、先進国は持ち直すと思われます。よって、年末は米国の景況感と、日本の政治しだいで新高値を目指すかもしれません。

一方で、新興国は上がる要素が見当たりません。中国の信用収縮の影響で新興国の景況感が悪化し、フラジャイル・ファイブやトラブルド・テンが話題になることが予想されます。中国が気を利かせて50兆円以上の財政出動をすれば、半年くらいは世界中の株式市場がラリーになる可能性もあると思います。

————————————————————————————————————————————-

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

世界経済についてマネーフローの視点で解説し、ポジショントークで儲かる方法を探していきます。

情報を共有するため、フォローやシェア、ブックマークなど、ご協力いただけるとうれしいです。

にほんブログ村 経済ブログ 世界経済へ にほんブログ村 株ブログ 外国株へ


9月の政治・経済日程」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 株価の底打ちと財政出動を予想します。 | Global Macro~世界のマネーフローで儲ける

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です