世界的な信用収縮の音

投稿者: | 2015年9月28日

サウジアラビアの投資資金が数兆円単位で引いたとのことです。国内の財政に穴が開き、資金が不足しているようで、海外の投資資金を引き上げ内政に当てているようです。

7月に8年ぶりの国債発行を発表したこともあり、優良産油国である同国の資金引き上げは、産油国全体の収支悪化を暗示していると言えます。ニュースにならないところで、他の産油国も資金引き上げを行っている可能性は高いでしょう。

 

原油価格の下落は昨年の後半から、世界の株価調整は4月の欧州から、それぞれ始まっていました。そこに、上海市場で6月の株価下落により、400兆円近い資産が失われました。中国政府の後始末の失敗もあり、ドルペッグ解消を狙った通貨切り下げはキャピタルフライトと言う、中国政府にとって都合の悪い結果を招いて終わりました。

今回の訪米でも人民元の継続的切り下げはないと表明し、キャピタルフライトをとめることを優先しているようです。しかし、人民元高による競争力の低下は8月の工業企業利益にも表れており、国内の信用収縮は止まっていないと思われます。

今後は、中国発の信用収縮が米国に与える影響を見極めながら、コモディティと株式市場の底値を探っていくことになりそうです。

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