雇用統計と10月後半戦

投稿者: | 2016年10月10日

9月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数の伸びが15.6万人となり、市場予想の17.5万人を下回りました。

予想を下回ったのですが、マーケットはあまり悲観的ではありません。

以前からイエレン議長自身が今の米国の経済成長力を考えると毎月の雇用者数の伸びは10万人もあればよいと言っていたことが関係していそうです。

今回の予想も17.5万人となっていましたが、15万人を割らなければ米国経済は堅調であるという意見が多かったようです。

賃金は前年同月比2.6%の上昇、労働参加率も0.1%アップの62.9%となっており、同国経済に潜むスラッグが縮小していることもうかがえます。

1010-participation-rate

賃金が上がって、やる気がなかった人達が労働に参加してきたということ(Bureau of labor statisticsより)

先月の記事にも書きましたが、生産性の向上鈍化による中立金利の低下に絡んでくる話が重要になってくると思われますので、11月2日にあるFOMCでどのような意見が表明されるかに注目しましょう。

 

為替はドル円で1円ほど円高になりましたが、大きなトレンドを生む感じではありません。

引き続き100-105円のレンジで円安方向に停滞する可能性が高そうです。

むしろ、来週から始まる米国企業決算とその次の週から始まる日本企業の決算発表で、為替の方向性が決まりそうです。

 

10月7日終値で日経平均はPERで14倍程度と、米国の18倍に比べてかなり売り込まれています。

これは今月末から始まる中間期決算発表で、業績の下方修正が出ると考えられているためでしょう。

仮に下方修正があったとしても、日銀の新政策に対する見通しが各企業で明るいモノであればインデックス系の株価は上がりそうです。

特に銀行、保険、不動産などの金融政策で恩恵をうける業界に注目しておきたいです。

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