緩和期待でアゲアゲ相場の到来!?

投稿者: | 2015年10月17日

日米欧中すべての景気指標が悪化し、経済的には暗い雰囲気が出来つつあります。一方で、日米欧の金融緩和と中国の財政出動への期待で、株式市場は底値をつけて反転上昇に入りつつあるようです。

この経済と株式市場のギャップを捕らえてひと稼ぎするため、各主要要素をまとめておきたいと思います。

 

ユーロ圏

独・ZEW景況感調査は9,10月と下がり続け、1.9にまでなっています。中国の減速懸念で3月から下がり始め、VWの問題で止めを刺した感じです。

リーマンショック後のマイナスまでは行かないものの、この指標は50以上で景気が良いと言う判断になりますので、非常に状況は悪そうです。この分だと、マイナス金利と量的緩和のコンボは拡大されることがあっても、縮小はなさそうです。

 

米国の決算

事前予想通りで悪い内容になっています。まだ前半しか終わっていませんが、今後の見通しを下方修正する割合がどれくらいになるかが、最も注目すべき部分になりそうです。

 

中国の実体経済

19日(月)に中国の7-9月期GDPの発表があります。信頼性が疑われているので、マーケットに大きな動揺を誘うことはなさそうですが、話題には事欠かないのも事実です。

新興国投資の第一人者であるモビアス氏は、サービス部門の推計が難しいことを考えると、もっと成長率が高いのではないかと指摘しています。

真偽のほどはどうあれ、すっかり景気減速のイメージがついた中国経済統計の結果が悪くても、株価が落ちる心配はなさそうです。数字が悪くなるほど、26日の五中全会への期待がよりいっそう膨らみ、株価は上げるのではないでしょうか。

 

新興国

1017 brazil junk bondブラジルの国債がついに投資不適格一歩手前まで落とされました。国内は政治、経済共にボロボロなので、ほうっておけば更なる格下げもあるでしょう。先進国も自国で精一杯なので助けている余裕はなさそうです。

この国の問題は、とにかく世界中から金を借りまくっていることです。もしデフォルトや格下げによる国債価格の急落が起こると世界中の投資資金がダメージを受けるはずです。そうなったら、いつ止まるか分からないドミノ倒しの始まりです。

イメージとしては、1997年のタイバーツショックでしょうか?中国の通貨切り下げ後、2年かけて東南アジアを直撃した例です。

今回は中国の通貨切り下げに加え、米国の利上げが重なりそうです。ショックは非常に大きくなるのではないでしょうか。

トルコも地政学的リスクが高いので不安ではありますが、経済的な影響という意味ではブラジルが問題だと思います。

 

薄氷を踏むか?

先進国の減速、新興国の危機的状況を踏まえると明るいニュースはありません。この中、株式市場が上がっていくと言うことは、1-6月の上海市場と同じ状況が世界中で生まれることを意味します。

経済の悪化を止めるための金融緩和と財政出動で株価が上昇、実体経済との乖離が大きくなり、金融的レバレッジで止まらなくなった株価を信用規制でつぶし、崩落する。

2016年後半に向けてこの流れが起こると考えると、株価は戻り高値を更新する事が考えられます。実現すれば、最高のディーリングチャンスになりそうですがどうでしょう?

金融相場でポジションを張るのはギャンブルに近いですが、世界中がそうなっているなら、やる価値はあると思います。今後が楽しみです。

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