今日の日本市場は大した調整もなく株・為替ともにしのぎました。
問題は、今夜の欧州市場で騒ぎになるかどうかです。
今回の結果は予想されていたので、先週から欧米の株価はダウをのぞいて調整していました。
今晩は、レンツィ首相の辞任を受けて各国政府と中央銀行のコメントに注目が集まります。
なお、ドラギ総裁はイタリア国民投票否決とレンツィ首相の辞任となった場合、金融不安に備えてイタリア救済措置も視野に入れている旨の声明を発表しています。
今週8日のECBでしっかりとコミットメントされれば、イタリア発の金融不安は遠のき、ECBによる緩和枠拡大との解釈が生まれ、もうひと相場上げる可能性が出てきます。
この点を考えれば、8日までは大型株の仕込み時であり、小型株の鞘取りのタイミングとも言えそうです。
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