制裁関税イベント後の日本株見通し

投稿者: | 2018年7月7日

7月以降の相場について、見通しを書きなおしました。

基本的に、関税イベント米国雇用統計を通過して目先の下値不安は後退したと思います。

力強い株価上昇は期待できないかもしれませんが、地合いの改善で小型株の物色がやりやすくなったと思います。

・日経平均のテクニカル

抵抗:25日線と13週線が位置する22,411円

目標:週足の雲を上抜ける22,000円。

ボトム:年初来安値20,347円を割り込まず

日経平均の日足と週足を見ると、22411円が重要なポイントになりそうです。

来週から年初来高値でくすぶっていた信用買い残が、6か月の期限を迎えるので、上値が軽くなります。

7月中に22,500円を目指す動きが出れば、底割れは回避できそうです。

7月末から1Qの決算発表シーズンに入ります。

ここで関税問題による見通しの変化が目立つと、上値が重くなりそうです。

この決算を通過して、目先の安値である21,462円を下回らなければ、21,500-22,500円のレンジが続くイメージです。

8月は、残り160億ドルの追加関税が控えているので、トランプ大統領の姿勢に注目です。

仮に8月の調整局面で20,347円を割り込まなければ、8月の追加関税後、日本の株価も年初来高値を目指すのではないでしょうか。

 

その他、マーケットへの影響が大きそうな項目をリストアップしておきます。

・関税問題

一回下火になる。

8月の追加関税のスケジュールが出るときのマーケットの雰囲気が大事。

目先は2000億ドルの追加関税などトランプ大統領によるブラフは続くが、マーケットの反応は鈍くなると予想。

・経済指標

昨日の米国雇用統計は、米国経済の堅調さを示した。

こうなると、利上げ回数に焦点が行く(年内2回か、1回か?)

利上げの早期打ち止め観測は、米国株のバブルを誘発する状況でもある。

中国は報復関税イベントが過ぎたので、決算発表終了後にPKO(株価買い支え)を入れるかどうかに注目。

体裁を保つためには元安・株高で米国以外の国に製造業の条件改善をアピールする可能性がある。

・国際政治

北朝鮮問題の進捗による蒸し返し、これは急に話が逆転する心配はないと思うが、防衛関連銘柄の物色程度は起こりそう

トルコはエルドアン大統領の再選で7月9日に組閣がある。まだ警戒が必要。

メキシコは、反米派のロペスオブラドール氏が選ばれたが、スピーチが穏健だったため落ち着いている。

この2国は米国の利上げの影響が大きくなる。

キャピタルフライトが発生するようなことにならなければ落ち着いていく模様。

シリア、イラン関連と欧州の経済不調はくすぶり続ける。

ドイツ銀行関係が騒がしくなると年後半の弱気シナリオが予想される。

 


制裁関税イベント後の日本株見通し」への1件のフィードバック

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