iDeCoの資産配分をどうしよう?

投稿者: | 2018年7月28日

GPIFの成績が良いので、持ち上げ記事が出ています。

長期投資、GPIFに学ぶ 分散と資産の再配分が鉄則

日本のマスコミの傾向として、具合が悪くなると報道するのがテレビ、いい傾向が出ると持ち上げるのが新聞という役割分担を感じます。

もちろん、政治的偏りがその根底にありますが。

 

さて、4月に会社を辞めて4か月が過ぎようとしています。

確定拠出型年金(401k)は6か月以内に変更届を出さないと、ペナルティを食らう上に、積み立てたお金が帰ってきません。

起業したばかりの会社なので、401kも企業型から個人型に変更する必要があります。

前の会社がMUFGだったのですが、楽天の資料を取り寄せたら、手数料が安くて運用の選択肢も多いので、こちらにしようと思っています。

ここまではいいのですが、問題は資産配分です。

 

幸い7月28日現在までの運用利回りは6.35%と順調です。

構成比もGPIFより国内外の株式比率を上げておいた感じで、悪くないと思います。

401k results

 

ただし、ここからが問題です。

米国の利上げが分岐点に指しかかっているため、株と債券の比率を考え直す必要がありそうです。

株式市場は米国10年債が3%になるところを、一つの基準としているようです。

一度到達しているためか、今回の米国決算で高PERの銘柄が売られる現象が出てきています。

成長率鈍化のネットフリックスフェイスブックツイッターが象徴的です。

ただし、金利が3%程度なら運用者側も株式の比率を、大幅に減らすことは考えにくいです。

上記銘柄を含むFAANGの成長率、株価上昇率は二桁になりますので、まだ十分に稼げます。

ただし利上げがこのまま続くようだと、10年債利回りも上昇を続けるでしょう。

一部のファンド運用者は同金利が3.6%を越えるようだと、株式を大幅に減らすと言っているそうです。

さらに、米国の利上げでドルに資金が回帰すると、新興国経済の不安が高まります。

やや特殊な例になりますが、ベネズエラがデノミを実施しました。

米国と敵対し、投資資金が入らない状態で、唯一の貿易資源である原油価格が振るわないため、実質的な経済破綻に陥っています。

また先日、大統領選挙を終えたトルコも、エルドアン大統領が景気浮揚に力を入れたいばかりに利上げを見送ったため、逆に通貨リラの下落を招きました。

これに関しては、トルコ中銀の独立性に疑問が持たれるなど、根の深い問題になりつつあります。

ただでさえ米国からの投資が細りやすい流れの中で、経済・金融政策を間違えると、経済基盤の弱い国は危機を迎えます。

 

以上のことから、米国株式の調整、新興国の経済不安を考えると、今のポートフォリオを続けることに不安を感じます。

ただし、米国の利上げが止まり、景気の減速感が薄れれば、新興国株価は再び魅力的になるでしょう。

その判断ができそうなのが、夏休み明けから秋口になりそうです。

シナリオとしては次の2つです

 

1.米国の利上げが止まり、株価も踏みとどまる。新興国の投資資金が回復し、新興国株上昇が始まる。

この場合、円安で新興国株価の上昇が見込まれるので外国債券と、外国株式の比率を上げたいですね。

2.米国の利上げが臨界点を超えて、新興国経済が危機的状況になる。

この場合、俗にいうリスクオフが始まり、景気後退へ走ってしまう恐れがあります。リスクゼロの円預金と日本国債に資金を集める必要があります。

 

どうなるにせよ、秋口まで楽天のiDeCoに移すときの資産配分に悩む時間が増えそうです。

 


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