米国雇用統計を終えたので状況確認

投稿者: | 2018年9月8日

先週の日本株は予想外の5日続落でした。

まあ、日経平均が23,000円を越えられないうちはインデックス系の銘柄や、ETFは買わないのでいいのですが。

先週から外国人投資家が返ってきて、東証一部出来高が2兆円を安定して越えてきているので、動きは出てきています。

 

そんな中、注目の米国雇用統計が発表されました。

予想より賃金上昇率が高かったので、債券・株価が反応したようですが、すべてレンジ内の動きになっています。

貿易戦争の問題がくすぶり続けている以上、11月の米国中間選挙が終わらないとレンジは抜けなさそうですね。

 

・米国10年債

今回の雇用統計で賃金上昇率が予想以上に強かったものの、年内2回、来年2回の利上げ予想の範囲は超えずじまいでした。

セントルイス地区連銀のブラード総裁は5日の講演で、「金融引き締めは中立的な水準に達した」と主張しており、行き過ぎた利上げに対しての警鐘も怠っていません。

チャートもきれいなレンジを形成しており2.8-3.0%を抜けるには、ほかの材料が必要な状況が続きそうです。

0908 US-10year-note

米国10年債金利の日足チャート

 

・米国株

やや弱い動きを見せているが、資金循環的に9月は弱含む場面が多いので、その範囲以内と言えます。

ダウは去年も雇用統計と北朝鮮問題で弱含んでから上げました。

今年は利上げが続くためFANGからオールドエコノミー銘柄への資金シフトが起こっていることも考えられます。

なんにせよ、中間選挙まで丁寧に押し目を作りながら高値を更新していく流れが続きそうです。

0908 daw

0908 nasdaq

 

日本株は日経平均の23,000円超えに向けて、上向きのペナントを作っています。

0908 nikkei1Q決算でEPSは1,728円まで上がってきており、これをベースにすると日経平均23,000円のPERは13.3倍と過去のレンジの下限にあります。

不安材料の中で最もリスクの高い中国は、人民元が7.0USD/CNYを越えるか、上海株価指数が2,700を明確に割り込まなければ、大きな動きにはならないと考えられます。

国内要因ではスルガ銀行TATERUの住宅ローン不正融資が話題となっていますが、株価に与える影響は収束に向かいそうです。

これらを考えると、8月より個別株がやりやすい環境が整ってきているように感じます。

無理をしないで丁寧なディーリングを続けていきたいと思います。


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