FOMCを通過すれば・・・

投稿者: | 2018年9月22日

今週はFOMCが控えています。

米国の景気は順調ですが、住宅指標に陰りが出ているのも事実です。

今回のミーティングで利上げの程度をはっきりさせるような発言はしないと思いますが、年末と来年の利上げに対して、牽制が入るのではないでしょうか。

これまでのように、景気が減速するまで一方的に利上げを続けるようなスタンスはなくなると思われます。

このFOMCを境に3%を突破した米国10年債金利がどこで落ち着くかに注目です。

チャート的には3.0-3.5%に落ち着けば、景気拡大を維持しながらインフレも抑えられるのではないでしょうか。

米国の利上げに対する見通しがクリアになることで、新興国の不安定化も収まると思われます。

0922 US10yearnote

米国10年債チャート 月足(SBI証券より)

新興国の中で話題になっていたトルコは、大幅な利上げをしました。

これにより、不安視されていた中央銀行の独立性が確認されたため、しばらく乱高下はしなさそうです。

ただし、トルコリラの上昇はあまり期待できなさそうでもあります。

iDeCoでは新興国債券と株式の比率を上げておいたので、戻りを期待したいと思います。

インデックスファンド海外新興国債券

インデックスファンド海外新興国株式

米国のハイイールドファンドも高値を更新してくるかもしれませんね。

みずほUSハイイールドファンド

 

日本株は先週、日経平均が一気に24,000円に迫る勢いで上がりました。

TOPIXも5月の高値1819ポイント目前まで迫っており、出来高を伴ってレンジ相場脱出となりました。

この調子なら突発的な事故などで急落しない限り、マザーズ、JQの上昇も伴って年初来高値を目指しそうです。

10月は稼ぎ時になるのではないでしょうか。

 

念のため、残っている不安要素を上げると以下のようになります。

1.人民元の7.0USD/CNY越え

中国が発端となる新興国通貨・株式の不安定化が世界同時株安につながる可能性があります。

2015年8月のような急落を市場関係者は警戒しているようです。

2.ドイツの不安定化(政権交代、ドイツ銀行問題のぶり返しなど)

メルケル首相の政治基盤が揺らいでいます。

支持率低下から政権交代の話が持ち上がると、抱えていた不安材料が顕在化することも考えられます。

3.トルコの地政学リスクを発端とする、イタリア・スペインの金融問題再発

トルコはいったん落ち着いていますが、エルドアン大統領がイスラム金融化に走ると、不安が再燃します。

この場合、トルコの債権を大量に抱えているイタリアやスペインの銀行の経営不安が話題となり、ユーロ発端のリスクオフになるかもしれません。

 

こうしてみると、欧州の方が不安材料を多く抱えているようにも見えます。

米国の利上げが適度に落ち着けば、米国中間選挙に向けた減税政策で景気浮揚の可能性が出てきます。

2007年のように急激な利上げではなく、適度な金利でインフレをコントロールできれば息の長い好景気になると思われますので、期待したいと思います。

 


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