経済統計も株価も下げ止まらない中国(2015年8月4日)

投稿者: | 2015年8月19日

中国国家統計局が発表した製造業PMIが50.0と予想の50.2を下回りました。

当局が発表している数値なので、間引いて考えると景況は悪化していると言えそうです。一方で、非製造業PMIは6月から上昇しましたが、新規受注指数が50.1になり、雇用削減ペースもやや加速したそうです。この数字と解説を見ていると景況は改善しているがリストラは進めるというように見えます。ロジックが破綻していますね。今はいいけど見通しは悪いとでも言いたいのでしょうか?

 

◆原油の下落

チャートを見て分かるように、安値を更新しています。ここで、ひと踏ん張りするのか、崩れるのかで8月のマーケットがリスクオフに傾くタイミングが計れそうです。
ドル建て原油(WTI)先物チャート

 

◆大手金融株の下落

中国銀行(3988)チャート株式市場も大手銀行が底値われ寸前です。中国4大銀行が安値引けで、中国銀行(3988)は最安値を試す勢いです。政府の買い支えに対して予想以上の売りが出ているため歯止めが効かないようです。大口取引を逮捕などで脅して売れなくしたため、売買高が細り遅れて売りに来た個人の小規模取引で下落が止まらない、という悪循環に入っているのではないでしょうか。このまま、大口投資家が含み損になるまで下落してしまうと、さらなる投売りが発生しそうです。目安は上海総合で3,200だと考えています。

◆中国の四半期末は7月でした

7月末が四半期決算だったので、そろそろ実態がもれ聞こえてくるのではないでしょうか。金融業者は決算を締めたため、含み損を計上しなければならないでしょう。すると貸付などをしていた業者は損失補填のために、資金回収をするはずです。これに伴い、業者の廃業や実物取引の急減などが起こると考えられます。次の四半期決算は10月末になるので、それまでにどれくらいの情報が出てくるか注目です。

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